■ 14番目の月 / 荒井由実

【課題曲名:14番目の月 / 荒井由実】←クリックで歌詞サイトへ

「言わぬが花」とは良く言ったもので。
このもどかしさがたまらない。


いつもみたいに軽口を叩いて笑い合って過ごしていたい。
突然の沈黙が怖くてふざけてしまう。
意味深な切ない表情を見せないでください。
ドキドキしてしまうから。

期待半分、不安半分。


どうかこのまま。
もうしばらくはこのままでいさせてください。

お互いの気持ちは言わずに「あと一歩」の関係がたまらなく好きなのです。

−END−


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「つぎの夜から欠ける満月より14番めの月がいちばん好き」

この歌詞すごいですよね!
15番目の月は満月。
普通なら「満月がいちばん好き」=「晴れてお互いの気持ちが通じ合うことが一番嬉しい」となるところだけど次の日になってしまったら欠けていくのは切ない。
それよりも満月に満たないあと一歩の状態でいたい。その前の状態が好きなんですってとても良くわかります。
恋愛において告白してお互いの思いが通じることはもちろん素敵ですが、付き合ってはいないけれどふたりで遊びに出かけたり、手がふと触れてしまってドキッとしたり、お互いどう想っているのか知りたいけど聞けない。って状態がたまりません!!
両思いになりたいけれどこのままでいたい気持ちもある。
そんな風に想っているのに突然お互い何も言えなくなって沈黙が訪れたり、意味深な雰囲気になっちゃったりしてどうしていいかわからない!
短い歌詞の中でそういう情景を描き出すユーミンに改めて脱帽です!


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